2006年01月27日【 a-t 弾き語り 】
新しさはいつも大変…。

定期の診察を受けるために都内のある病院を訪れた。
この病院では今月から患者や診察の管理システムを入れ替えたようで、受付から精算までの行程が細かいところで変更になっていた。
僕の場合は昨年のうちに、新しいシステムに対応する診察券に変更しておいたのでそれほど混乱はなかったのだが…
従来なら予約さえしておけば、まっすぐ診察室の前まで行って診察券入れに診察券を入れればよかったのが、今回からはまず院内に入った時点で機械による受付を行わなければならないなど、最初は勝手がよくわからなかった。
案の定、待合室は新しいシステムや手順がわからない患者さんが続出。案内をする係の方も配置されているものの、とても間に合わない様子。
診察室の前にはディスプレイが設置され、受付の際に振られた番号をそこに表示して患者を呼び出す仕組み。個人情報に関する問題を懸念しての処置だろう。
結果的に見れば精算までのフローのうち、いくつかの行程が簡略化されスピーディーに診察を終えられるようになったようだ。今日は精算で何十分も待たされることもなかった。
新しいシステムやフローを導入するのは一苦労だ。
供給する方も利用する方も…。
システム系の案件を遂行する時にも、いつも思う。
銀行などの統合によるシステム系の事故も度々報じられるが
とても…人ごとなどという気持ちにはなれない。
新しいサービスやシステムの導入時には、
どうしても避けられないリスクでもあるわけだが、
それでも…
いや、だからこそ
新しいサービスやシステムには
エンドユーザーにやさしいインターフェイスが必要なのである。
携帯一つとって見ても、最近ではまたまた新しい機能が目白押し…。
しかし、それらを利用する際に、とても苦労した経験はないだろうか?
確かに新しい技術はとても魅力的に見える。
だが…
ユーザーのニーズや使い勝手をあまり考えずに
先にそれらの技術ありきでコンテンツやサービスが作られる傾向が
最近はとても強いようにも思える。
新しい技術やサービスに敏感なユーザーも多いし、
そういった層のユーザーをターゲットにするのも
目新しさやら、将来性やら、拡張性やらのうえで理解できるが、
最近リスティング広告などに出稿する際に話題になる「ロングテール現象」ではないが、今時の最新機種でなくても提供できる技術を使って、あえてサービス展開することで、最新技術に無関心なローカルな人たちを取り込み、結果的に早期ブランディングの確立や市場確保の近道になるということもある。
そんなことも思いつつ…
902シリーズや1X/WINの新春モデルの情報サイトを夜な夜な
一人ニヤニヤ、チェックする日々…。
投稿者 a-t : 19:20 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月19日【 a-t 弾き語り 】
「広告」から「個告(情報)」に変化する瞬間

iTunesが6.0.2にバージョンアップされた。今回のバージョンアップの目玉はビデオ再生が可能なiPodのために、動画ファイルの変換機能がついたことだろう。これでまた使い勝手が向上し、僕のiPod購入計画にも勢いがついた。(^_^;)
今回のお題はiTunes6.0.2のもう一つの追加機能「MiniStore」。
曲目がリストアップされている下の欄にiTunes Music Storeの商品紹介が表示される領域ができた。
インストールした時に最初に表示されていたのが、iTunes Music Storeの新作やトップアルバムだったので、ただの「広告」かと思い表示をオフにしていたのだが、先日この表示が選択している曲によって変化するのを発見!手持ちのCDをエンコードした好きなアーティストの最新ライブテイク盤が発表されているのを知った。他にも、今まで知らなかった旧作やiTunes Music Store限定の音源セットなどの存在も知ることができた。アマゾンのような同じジャンルからの推薦音源も表示されている。
「欲しい(聴きたい)…」
まさに「広告」が「個告(情報)」に変化した瞬間だった。
以来、この機能は常時"ON"になった。
僕のiPod購入計画にさらに勢いがついた。(^_^;)
今後はiTunes Music Store内の情報にとどまらず、アーティストのオフィシャルページへのリンクや関連イベントなどの各種プロモーション情報が表示されてもおもしろいと思う。
理屈ではわかっているが、情報を「広告」から「個告」に化学変化させるのは非常に難しい。
この考え方を基盤にした、携帯を使ったASPなども発表はされているが、それらのツールはまさに「道具」でしかない。「道具」をどのようにして使うかが実は一番難しいのだ。
「広告」から「個告」への化学変化には個人情報が不可欠だ。この場合の個人情報とは個人を「特定」するためのものではなく、個人を「識別」するための情報だ。前述したiTunesの場合は、僕が自ら作成したプレイリストがその「識別」するための情報となる。
※(プレイリストに関する情報や個人IDをAppleに送信する機能が含まれていたことに関しては一部において問題となっている。サービスの概要紹介とユーザーの承認を得るタイミングは非常に大事だ。)
一般的には、アンケートなどの形式でこの「識別」情報を取得しているコンテンツが多いが、登録時のアンケートだけでは内容の信憑性や日々変化するリアルタイムな個人の趣向には対応できない。
「広告」ではなく「個告」が配信されれば、理論上はそれを不愉快に思うユーザーはいないはずだが、それらを提供する前段階で、
いかにユーザーに付加価値を与えながら、
同時に
常に動的に変化する「識別情報」を
ユーザーの了承を受け取得できるか、
そしてそれらをどのようにして
タイムリーに配信できるか
が今後のコンテンツ制作の鍵となりそうだ。
※追記
MiniStore機能では、ユーザーのミュージックライブラリに関する情報や個人IDを取得していることが問題となっていたのですが、AppleはユーザーがiTunesで「MiniStore」を表示する際に、MiniStoreの説明を表示して、この機能を有効にするか否かを確認する仕様に変更しています。
Apple addresses iTunes "MiniStore" privacy concerns
投稿者 a-t : 14:57 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月12日【 お知らせ 】, 【 Works-tyle 】
レコードファン感謝祭2005~廃盤CD特別謝恩セール~

弊社が制作に参加している「レコードファン感謝祭2005~廃盤CD特別謝恩セール~」の事前商品閲覧およびユーザー登録受付が開始されました。
注文の受付は1月27日15時から2月10日15時まで。
音楽CDのほかにカセットテープ、ビデオなど、2,000タイトル/69,000枚が出品されます。
今回の廃盤セールは、2005年秋に続き今年度2回目の開催となり、出品商品は第1回と異なります。
この機会を見逃すと、市場では入手困難になる音源もあるため音楽ファンの方なら一度覗いてみる価値アリです!!
商品ラインナップは、
邦楽CDでは
ORIGINAL LOVEの「風の歌を聴け」(1998年)
RCサクセションの「ハードフォーク・サクセション」(2000年)
ちわきまゆみの「ポッパーベスト」(1999年)など。
洋楽CDでは
ビョークの「グレイテスト・ヒッツ」(2005年)
THE BEACH BOYSの「ペット・サウンズ・セッションズ」(1997年)
HERBIE HANCOCKの「ハービーハンコック ベスト」(2002年)など。
一部タイトルは試聴も可能です。





