2005年06月10日【 a-t 弾き語り 】
PCO(Promotion Contents Optimization)
昨今の携帯端末に関連したプロモーションに気になる動きがある。
それはユーザーのメールアドレスを取得したい、あるいは取得済みの企業がCP(Contents Provider)と組んで、ユーザーに付加価値を提供するケース。
企業は容易にコンテンツを取得でき、CPは企業のプロモーション力を利用することができる。第二フェイズとして、取得したアカウントを媒体化し広告収益やECへ誘導するラインを創り上げる。
企業はユーザーのリストをCPに提供するような形になるが、ユーザーのトレーサビリティがアウトソーシングできるのと、媒体利益は新たな収益構造となるメリットがある。今まで、単純なコンテンツの売買や受発注はあったが、それぞれが役割分担を持ちながらタッグを組むコラボレートはまだ珍しい。
メールアドレスは取得したモノのの、自社の広告を一本調子に垂れ流すだけのプロモーションに、効果が全く無いと気づいた企業がユーザー離れを避けるため、または効果的なプロモーションを行うために、今改めて…コンテンツ展開をしようとしている。
彼等は自社では創造できないコンテンツを物色し始めている。
企業として自社にはない、もしくは自社では創り上げることができない効果的なコンテンツをいかに容易に手に入れるか?それらに各種アプリケーションを含む配信システムのようなASPも附属すれば文句がないところだろう。
たしかにアフリエイトを成功させている強者Blogerに共通しているのは、単なるバナーを貼り付けただけの乱暴なコンビニエンスストアのようなお店ではなく、自前のコンテンツと効果的に組み合わせながら、商品をじっくり紹介できる専門ショップだ。専門サイトや専門ショップに集まる人々に説得力ある告知ができれば、ユーザーの興味深度と提供情報量とのバランスがとれ、プロモーションのピンポイント性も高まり効果は倍増する。ユーザーは広告を見に来るのではなくコンテンツを見に来ている。しかし、コンテンツの中に巧妙に散りばめられた付加価値の中にいつしか心を開いていく…というわけだ。
乱暴にメールを送りつけるのではなく、ユーザーが心を開くコンテンツ(付加価値)を提供しながらユーザーとコミュニケーションを取れるプロモーションがこれからの主流となるだろう。そして、大事なのはその付加価値をユーザー視点でコントロールしながら、コンテンツと商品をマッチングさせるディレクション(最適化)能力だと思う。
キャリアの公式サイトでただ受け身のまま上手にプロモーションが出来ずにいるCPや、自らの発信フローがわからず終いの作家陣などは、この手の配信モデルに積極的に参加することで新しいメディアや文化が生まれるかもしれない。
言ってみれば
PCO(Promotion Contents Optimization)
っていうところかな…。
投稿者 a-t : 2005年06月10日 21:10
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://jp-profit.sakura.ne.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/10






